全国茶品評会入賞茶試飲会
浜松市天竜区の本島慎一郎さん宅の「げんき・まじわり処 サロンなごみ」で開催された全国茶品評会入賞茶試飲会にお邪魔した。
山間地で生き残るために茶園を小さく仕立て小型機械による省力化に取り組んでいる浜松市春野町の栗崎園の栗崎隆志さんから、去年の秋、埼玉県で開催された全国茶品評会で入賞したお茶の話を拝聴し、そのお茶を実際に味わわせていただいた。
このお茶は10a当り生葉が500㎏採れるところを(1枝5葉あるうち1芯2葉と良いところだけ手で摘採り)全体の15%、75㎏しか採らないで、1ライン35㎏の製茶機で丁寧に揉み、選別機にかけ、さらにピンセットで拾い出し・・・気が遠くなるような手間暇をかけて作ったお茶だとか。針のようなお茶で値段はなんと煎茶1㎏100,000円、桁が1つ違う、飲むに恐れ多いようなお茶だった。
1煎から4煎までゆっくり味わい、茶殻をポン酢でいただいた。
美味しかった。
量が限られたこんなお茶を味わわせていただく機会はめったにない。貴重な経験をさせていただいた。
お誘いいただいた本島さんの奥様、眞弓さんに感謝。
それに一生懸命山間地のお茶栽培に頑張っている栗崎さんご夫妻にエールを送りたい。
関連記事